桜 と 葉 っ ぱ。 Friends

    Friends

    正チャンが、白蘭と過ごした大学時代の、その中でもごく短い時間―――中学生の時のタイムスリップの記憶を取り戻すまでですから、ほんの何ヶ月かだったとおもうのですけれども、一生で一番楽しかったと述懐するほどに、正チャンにとっては大切な想い出であり、経験だったのだと思います。

    チョイスのエスカレートについては、「僕も若かったんだよ!」などと言っている通り、18歳もしくは19歳という年齢、海外留学の開放感も手伝って、正チャンはかなり羽目を外してハイになっていたのではないでしょうか。
    でも、楽しかった。楽しいことだらけだった。

    その楽しさを共にしたのが、白蘭という<親友>だった。

    心から親友だと思っていたのは、正チャンだけだったのだと、チョイス・バトルの時に残酷な事実として突き付けられるのですけれども。

    虹編で正チャンと白蘭は再会しますが、このふたりが本当の意味で<親友>になることは、無いかも知れないと思います。
    それは、白蘭という人間が、人間との深い関わりを必要としていないからです。

    365のプロフにもありましたけれども、白蘭は後先考えない人で、今楽しければいい、何でも面白ければいい。
    例えばγが本気で苦しんでいても、ユニにちょっかいを出してγがむきになるのは「面白い」。
    そういう、無邪気な残酷性を持ち、人間に対する深い理解を持たず、多分ユニを好きになったのは本当だけれども、本当に興味があるのはユニの心だけで、<人間というもの>に対する興味関心は、これから出て来て成長するのかも知れないし、或いはそういう個性として定着して「楽しければいい」で終わるかも知れない。

    一方で、正チャンは10代半ばながら、はしゃぎすぎた時期を、記憶の中で既に終わらせてしまっている。
    正チャンの友情は深く献身的なものです。白蘭に友情というものがあるとしても、正チャンの思う<友情>そして<親友>は、白蘭の言う友情、親友とは、全く意味も深みも異なるものです。

    正チャンは、<楽しいことだけを共有出来る相手>を親友と思う時期は、過ぎてしまった。
    正チャンに必要なのは、お互いに大切に想い合うという、ごく当たり前の心の交わりのある友人で、そのひとを<親友>と呼ぶようになるのだと思います。

    今回のお話の中で、スパナは正チャンを友達とは言わず、<家族>と呼びます。
    でも、正チャンは片想いじゃない。お互いに、大切に想い合っているから。

    幸せを分かち合う、そんなふたりの物語でした。
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    テーマ : 家庭教師ヒットマンREBORN!
    ジャンル : アニメ・コミック

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    藤 花(To-ka)

    Author:藤 花(To-ka)

    草 ヒバ 草とか、技術 畑、その他(復/活ジャンルで見境無く雑食)の小説書いてます。

    BL~にょた~NL、ギャグ~シリアス、純愛~R20まで幅広く。
    CPも幅広く。見境無く雑食。

    ハッピーエンド至上主義です。
    どんなに切で進行しても、ラスト1ページであっても覆す!

    誰も彼も末永く爆発して欲しい。
    恋も結婚も幸せだと、私が言い切ってあげよう既婚なだけに。


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