昨日夜中に書いていたのですが、眠気に負けて1ページ目でダウン、今日のうpとなりました。
図書室55(コレどんくらい前!?…って、調べてみました。とりあえず、図書室37の初の寄稿作品に2013/06/01という日付がありましたが…37じゃ結局よくわからない…)に収録し「始まりの場所で君を待つ」というお題投稿サイト様に寄稿した「せめて夕陽が沈むまで」という作品の続編です。
これ、実は続編を書くつもりは無かったのです。この1作で完結している、という雰囲気の作品だったので。
でも、藤花の中で長い間心残りの作品であり続けました。
それは、<悲恋で終わったから>です。
藤花は公言している通りハッピーエンド至上主義で、例えば前中後編という長編で、ずっと切で進行したとしても、最後の1ページでハピエンに覆す、というような荒技を何度もやってきました。
そのくらい、藤花は幸せを主張したい。
……にもかかわらず、しかも寄稿作品だというのに、悲恋だったのが「せめて夕陽が沈むまで」だったのです。
藤花は、「こんな幸せもある、誰も理解してくれなくても」みたいな、作中のカップルふたりにしか解らないようなものもかなり書いてきたので、全てがスッキリわかりやすくハッピーであったわけではありません。
「せめて~」も、読みようによっては、そのように読めなくもない。心は通っているので。
でも、「こんな幸せもある」というには、このお話はやはり悲恋要素を強く感じて、山ほど作品を書いてきたというのに、この作品だけは藤花はハッピーエンドと言い切れず、ずっと気に掛けていたのです。
それで、急に降ってきたので、書いてしまいました続編。
ひょっとしたら、寄稿した
初作だけにしておいた方が、完成度は高いかも知れません。藤花は、そのような作品も、いくつも書いてきました。
このまま悲しい終わり方をした方が<作品としては>美しいし、洗練されている。
そんな作品でも、藤花は完成度を落としても、ハッピーエンドにしてきました。
それが<藤花らしいから>です。
私はプロじゃないので、完成度や洗練よりも、幸せが上です。
だから、質を落とすかも知れないと思いながら、続編の「夕焼けに呼ぶ」を書きました。
「せめて~」の美しさを、損なったかも知れない。
でも、藤花の心残りはこの作品で終わりました。
このサイトで、多分唯一(だと思う)悲恋で終わった作品を、今回のお話で救う事が出来ました。
これで良かったと、思っています。
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テーマ : 家庭教師ヒットマンREBORN!
ジャンル : アニメ・コミック