桜 と 葉 っ ぱ。 機械仕掛けの恋人・了

    機械仕掛けの恋人・了

    私、ファンの人が「入江様」っていう呼び方、好きじゃないんです。
    ああ、初期のリボーンちゃんと読んでないんだな、って丸わかりで。

    正チャンの初出はギャグ期で、サブタイはまんま「入江正一」。
    この時点で、藤花はこの子はメインキャラクターに仲間入りするんだなと普通に思ってました。

    だって、標的@ 入江正一、ですよ?

    その後ずっと出て来なかったので、どうしちゃったのかなと、藤花は頭の隅っこに気に懸けていたのです。
    それが、未来編になってサブタイ「入江正一2」(2だっけⅡだっけ?)が来た。
    天野先生は、ちゃんと伏線張ってたんだって、感動すらしましたあの時は。

    で、あんなに常識人で、お母さんっ子…ということに公式ブックはなってますけど、まあ当時の沢田家の非常識っぷりを思えば、動揺しまくってケータイで母に連絡を取ってヘルプ位するでしょうよ。
    かなり同情に値した、面倒ごとを母と姉に押し付けられて、No.と言えない日本人代表、でもお人好しの優しい子。それが13歳の正チャンでした。

    それが、未来編になると、物騒正チャンとして登場して、……私、何であの憐れ可愛い正チャンが、「入江様」なのか全然、素手解んなかったんですけど、チェルにそう呼ばれてるんですね、単に。

    でも、バレバレで面白かったと笑われる程度に、そして実際ツナ達と巡り会って、膝がガクガクしちゃってへたり込んじゃった程度に、

    威厳の有る入江様は演技でしかないんですよ。

    あの正チャンを、正チャンの本性と思ってる人も多いみたいですけど、1巻からちゃんと原作嫁。

    正チャンが、一番険しい顔と鋭い目をしているのって、ボンゴレリングを巡って白蘭と通信で会話してる時ですよね。
    あれは、その会話とやり取りそのものが、正チャンにとっては戦いだから。白蘭との対決だから。

    で、天野先生はちゃんとフォローしてます。
    ボンゴレリング=守護者を見つけられなくて、正確な言い回しは忘れたけど、これ以上は白蘭サンだって…と悩む正チャンは、<適度に上手くやらないと白蘭が介入してくる>ことを、気に病んでる訳です。
    切迫した場面では、正チャンのお腹が痛くなってゴロゴロ言ってる小さいコマの描写があったりして、「入江様」をやるのはもう、かなり大変。

    読者のハガキコーナーでも、正チャンは入江様演技の巻では、すごく愛想が悪い。これが、ツナたんたちと合流してボンゴレ入りしてからは、照れ屋の朗らかなお兄ちゃんにガラリと変わってます。
    ハガキの科白を考えているのは天野先生でしょうから、本当の正チャンは後者なんだよ、というのを、ストーリー外でもちゃんと書いてくれてるんです。

    どれだけ、正チャンが何年もの間不自然な演技に苦しんでいたか、わかろうというものです。
    そんな一所懸命正チャンが、藤花はすごく好きで、しかも全然報われてなくて可哀想で、とうとう天野先生にも存在を忘れられ、γも幻も表紙を飾っているのに正チャンほどの重要キャラが表紙になってない、という事態に至り、もう溺愛。

    藤花が愛してあげるんだよ!!幸せにしてあげるんだよ!!
    (そして、酢だの幻だのとくっつける。白は白♀が多いかも知れない)

    ……という藤花ですが、今回のお話は、やや入江様モードで書いています。13歳のお人好し正チャンが、そのまま真っ直ぐに成長しました、じゃなくて。

    入江様も演技だけど、親しみやすいお兄ちゃんも、そこそこ演技、という演技だらけ正チャン。

    長い前置きになりましたが、「荒んだ正チャンを、ズレたスパナがズレてるなりに一所懸命愛してあげる話」を書いてみたかったのです。

    荒んだというか、本当は大嫌いな陰謀を巡らしながら、疲れ果てて少し心が麻痺してる正チャン。
    当サイト的には、そんな正チャンを包み込めるのは、緑茶を淹れてくれるスパナだよなあと。

    スパナが軽はずみなのは、原作通りです割と。
    いやもう、ツナのX BURNER完成させた上についてっちゃったアレは、軽はずみでしょ。裏切り行為でしょ。そりゃあアイリスに殺されかけるって。
    本人その辺の自覚無いとか(正チャンの研究室に着いた時点でも、穏やかでない雰囲気に、何が何だか分かってない)、メカ以外アホだろスパナ。でも好きだよスパナ。

    アレって、よく原作正チャン許したな。正チャンの海よりも広い心に感謝するべきだよスパナ。

    アニメでは、色々技術畑サービスがあってファンは全力で喜んだらしいですけど、藤花はうんと好きな漫画のアニメは、余程評判が良くない限りは見ませんし、アニメのオリジナルストーリーの多くは原作者が関与していない場合が多いので、材料は原作だけでいいと思ってます。

    原作だけで、技術畑は十分仲良しだから。

    正チャンの性格設定を複雑にしたのに、スパナが単細胞なので、こじれました。
    予定というか、見込みの2倍以上かかった。
    その分、しっかり心理描写のあるラブストーリーになったと思いますが。

    これも、あんま一般受けしなさそうだけど、物書き藤花としては書き甲斐のあった、書き終えて完成出来てよかったと思えるラブストーリーです。

    そして、ハピエン主義の藤花は、幸せな〆にしますけど、藤花が書かないだけで、どの物語であっても(死エンドでない限り)、愛し合うふたりの物語は、未来へと続いてゆきます。

    その物語はここで終えても、この先にもふたりの幸せが有ると信じて、さいごのページの編集画面を閉じるのです。
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    テーマ : 家庭教師ヒットマンREBORN!
    ジャンル : アニメ・コミック

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    藤 花(To-ka)

    Author:藤 花(To-ka)

    草 ヒバ 草とか、技術 畑、その他(復/活ジャンルで見境無く雑食)の小説書いてます。

    BL~にょた~NL、ギャグ~シリアス、純愛~R20まで幅広く。
    CPも幅広く。見境無く雑食。

    ハッピーエンド至上主義です。
    どんなに切で進行しても、ラスト1ページであっても覆す!

    誰も彼も末永く爆発して欲しい。
    恋も結婚も幸せだと、私が言い切ってあげよう既婚なだけに。


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