桜 と 葉 っ ぱ。 本気の恋・了

    本気の恋・了

    オトナって、本当子どもの夢を本気にしませんよね。
    それは憧れの職業であったり、幼馴染みの○○君と結婚するとか、色々あるんですけど。

    確かに、子どもは成長する過程で、色々なものと出会うので、多くの夢は捨てられ新しい夢と取って代わります。

    だからって、はいはいって聞き流すのはどうかと思うんですよ。
    私自身、産まれたときから家が近所で、お母さん同士が交流があって、物心ついたときには私もY君もふたりして「おとなになったら結婚しようね」って言ってたんです。記憶を遡る限り、3歳の時には既にそうでした。

    でも、私が4歳の時に、父の転勤で引っ越すことになります。

    「またあおうね」

    この約束が、果たされることはありませんでした。
    私は、無邪気にも小学校低学年までは「またあおうね」も「結婚しようね」も、夢と言うよりは「予定」として人生に組み込んであったんですけど。

    「いつY君と会えるの?」

    親が何と答えたかは覚えていませんが、私とY君が再会出来るように親が取り計らったことはいちどもありませんでした。

    仕方が無い事なのかも知れませんし、私もいつしか親は何もしてくれないことをがわかって、子どもの自分の無力さを感じながら諦めてしまったのですけれども。
    その後も、他に好きな男の子ができても、高校生くらいまでY君どうしてるかな……私のこと覚えてるかな、とちらりと思い出したりしました。

    将来の職業についても、○○になりたいというのが、結構壮大な夢だったので、親に笑われたんですよね。
    あの時の、惨めさと言ったらなかった。
    それでも目指すくらいの逞しさが私になかったと言えばそれまでなんですけれども、うちは貧乏でそういう習い事に行かせて貰えることもなかったし、心折れてその夢を口に出すことは二度とありませんでした。

    でも、リアルママンになった私は、思うんですよね。
    おとなのそういう態度は最悪だ。
    # 貧乏で習い事に行けなかったのは仕方がなくても

    子どもには、子どもなりの、まだ始まったばかりの短い人生の中で精一杯の想いがあるのに、どうして本気にしないのか。
    何年もしないうちに、その夢はさらりとほかのものに取って代わるかも知れないけど、口にしたその時は本気なんです。

    今、オリンピックをやっていますが、この選手達の親は、「笑わなかった」と思います。

    私個人としては、うちの子は「社長になりたい」なんて、@年間、非常に漠然としたことを言ってましたが、「おー、がんばれ!」と言い続けました。
    そのうち、ダンナが社長とはでっかい会社から零細企業まで色々だなどと現実的なことを教えちゃったりしましたし、本人自身も世の中を知るにつれてかなり難しいと人生設計から外した模様ですが、今も時折思い出すようで、口にすることがあります。

    正チャンがミュージシャンになりたいって言ったの、多分周囲の誰も応援してないんですよね。
    正チャンが大胆にも、教科書を全部処分して実力行使に出たくらいに。

    そういうの、藤花はイヤなんです。

    その夢や目標に届くかどうかなんて、二の次なんですよ。
    小さい子なりに、子どもなりに、その時に「本気」だったのなら、受け止めてあげればいいじゃないですか。たったそれだけの事が出来ないおとなって、一体何様だ。

    そして、この物語ですが、正チャンとブルーベルは18歳差です。
    ロマヒバで23歳差をやった事を考えると、「小説としては」アリです。

    リアルで自分の娘が18歳とか23歳とか年上の男を連れて来たら、私は驚愕しますし、相手の男は変な性癖を持っているんじゃないかと本気で心配するのに決まってるし、興信所で調査するかも知れませんが。

    それに、教師と生徒の恋愛は、私の中ではNGです。親は、子どもの健やかな成長を願いながら、「学校という密室」に我が子を送り出す。(密室だから、子どもが自殺するまで親はイジメを知らなかった、という悲劇が起こる)
    間違っても、我が子を教師の愛欲の対象にする為に学校にやるわけじゃない。
    それでも許すしかないとしたら、ふたりが在学中は秘密の恋を貫いて、卒業後何年か経ってから、「結婚します」という報告をする場合でしょう。

    貫き通したものを、止める権利は誰にも無い。親であっても。

    イタリアでは、年の差カップルは多いそうです。何歳差くらいかが常識の範囲内なのかは知りませんが、「好きになったら年齢は関係無い」という価値観が広く浸透しているようです。

    ブルーベルの成長を10年待ち続けた正チャンと、正チャンを10年忘れなかったブルーベルなら、きっと幸せになれると思いながら、この物語を終えたいと思います。
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    テーマ : 家庭教師ヒットマンREBORN!
    ジャンル : アニメ・コミック

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    藤 花(To-ka)

    Author:藤 花(To-ka)

    草 ヒバ 草とか、技術 畑、その他(復/活ジャンルで見境無く雑食)の小説書いてます。

    BL~にょた~NL、ギャグ~シリアス、純愛~R20まで幅広く。
    CPも幅広く。見境無く雑食。

    ハッピーエンド至上主義です。
    どんなに切で進行しても、ラスト1ページであっても覆す!

    誰も彼も末永く爆発して欲しい。
    恋も結婚も幸せだと、私が言い切ってあげよう既婚なだけに。


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