桜 と 葉 っ ぱ。 言いたくない

    言いたくない

    君の青Ⅳ及びⅤの続編です。

    実は、ⅣとⅤのカップルストーリーの完成度が高いので、この2つの作品だけで余韻を持って終わらせるのがいいと、理屈ではそう思ってました。
    続きを書いて、その余韻を奪ってしまうのは、3つの作品の全部のクウォリティを下げる可能性が強い、と。

    それでも続きを書いてしまったのは、単に藤花が書きたかったからです。
    この辺り、藤花はアマチュアだなー、中学生の頃小説家になりたいとか思ってたけど、プロには向いてないなーと思います。

    そして、この作品も、当初想定していたものにはなりませんでした。
    なんというか、ブルーベルがまだ子どもですから(ってゆーか正青シリーズの青は漏れなく子どもなんですが)、

    「こんなに本気なのに、子どもだからって誰も本気にしてくれない、わかってくれない」と泣いてしまうブルーベルを、大人正チャンが抱き締める、……みたいな、「この想いも約束も、ふたりで信じていられればそれでいい」……的なお話になると思っていたのです。

    でも、かなり想定外に、正チャンがしっかりとブルーベルを守り切り素晴らしい行動力で、当初の密やかな恋物語の先へ一気に飛んでしまいました。

    このお話が、成功なのか失敗なのか、藤花にもわかりません。やはり、クウォリティを落としたかもしれない、とも思います。

    でも、正青シリーズの正チャンで、ブルーベルだったなと思います。
    そう言えば、「君の青」でも、ブルーベルを守るためには手段を選ばないと正チャンは言っていて、このシリーズの正チャンの言動は、まるで伏線のように一貫していて、予想外に思えたラストシーンも、藤花がボケッとしていただけで、書き始めたときからもう決まっていたのだと思いました。

    ボケッとしてましたが、ステキスーツ姿の正チャンが、ブルーベル小学校最後の授業参観にお母さんの代わりに行く、というのは、はじめに発生していたアイデアでです。これを思い付いたから書きたくなってしまった、というきっかけです。

    後に、藤花自身これは急展開だよと思う方向に行ったんですけれども、正チャンが後に種明かしをした「懇談会に出席しなかった理由」というのが、そのままこの小説のタイトルだというのも決まっていて、ちゃんと伏線回収出来ました。

    それから、冒頭でブルーベルが水泳の話をしていて、スター選手になっても水泳というスポーツは例えばテニスやらゴルフやらスケートやらに比べて、収入がとても少ないという正一からの説明。そして、正一曰くピラミッドは上に行くほど席が減る、という問題。

    藤花は、基本考えない書き手ですが、流石にキーポイント無しでは何も書けません。
    「冒頭だけ決まってる」というかなり無謀な見切り発車とか、逆に「ラストは決まっている」とか、「この科白を言わせてみたいだけ」とか、結構無茶なことをやってるんですけど、それでも書き進んでいくうちに物語の輪郭は見えてきて、「ここはあのシーンに繋がっている」というのがわかったら、小説の全体像が出来上がってきます。

    短いお話は特に配慮はいりません。ノリでいいし語呂がよければポエムもどきでもいい。

    そして、意図的に設けた「謎」はそのままなのがいいのですが、ある程度の長さを持つストーリーの場合、伏線を張って回収する、という展開が必要です。
    「ああそうだったんだ」という達成感が、書いてる藤花にも読者さんにも必要だと思うので。

    そうじゃないと、超失礼なんですけど、高尚な純文学みたいに取っつきが悪くなる。
    謎が多すぎると訳が分かんなって途中で本を閉じたくなるし、伏線を回収しないまま謎にしてしまうと、「アレ?もう終わり??ちょっと待ってよどういう意味だったの???」という消化不良が起こる。

    藤花が書くものは娯楽なので、「ああこういう物語だったんだ」「こんな風に繋がってたんだ」と納得してスッキリ読み終えることができる、後味の良さを感じてもらえるような小説がいい、と思っています。
    娯楽だから、シンプルもしくは単純で、わかりやすいものがいーんじゃないか。

    そういう訳で、「君の青」Ⅳ&Ⅴの時には、高校生正チャン&ちっちゃいブルーベル、という組み合わせで交わした約束が、どういう道程で祝福される幸せに辿り付いたのか、……というお話を書いてみました。
    前作よりも大人になった正チャンと、成長したブルーベルが歩んだ物語を、楽しんで貰えればいいなあと思います。
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    テーマ : 家庭教師ヒットマンREBORN!
    ジャンル : アニメ・コミック

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    藤 花(To-ka)

    Author:藤 花(To-ka)

    草 ヒバ 草とか、技術 畑、その他(復/活ジャンルで見境無く雑食)の小説書いてます。

    BL~にょた~NL、ギャグ~シリアス、純愛~R20まで幅広く。
    CPも幅広く。見境無く雑食。

    ハッピーエンド至上主義です。
    どんなに切で進行しても、ラスト1ページであっても覆す!

    誰も彼も末永く爆発して欲しい。
    恋も結婚も幸せだと、私が言い切ってあげよう既婚なだけに。


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